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『木造ビル』で林業再生!
2015年8月31日付 日本経済新聞夕刊より
木製だが耐火・耐震性能が高い新しい建材が注目を浴びています。
直交集成板(CLT)を使った大型公共施設やホテルが相次いで登場するそうです。
宮崎県では2019年3月に完成を目指す防災拠点庁舎地上10~11階建てにこのCLTを検討しているそうです。
木造ビルのメリットは、高い断熱性による省エネ効果。強くて軽い性質による耐震効果、木目を直交するように板を何枚も重ねることで内部まで火が入りにくい耐火性などがあるようです。
また、国内の林業の活性化にもつながる可能性もあり、熱帯雨林を切らなくてもよくなり地球環境にも優しくなるように思います。
さらに、木の感触は人間を豊かにします。とくに学校での子供たちには間違いなくよい環境を与えると思います。
当然、デメリットもあるかと思いますが、そこはなんとか乗り越えて・・・・。
そして、新国立競技場の予算オーバーの原因は、鉄製の2本の巨大な梁の製作費、運搬費、施工費であるような記事を見かけましたが、この木製の梁を使えば解決できるような気がします。屋根は破けない和紙で採光すれば、柔らかな光を得られるかも?
写真は2015年4月にオープンした静岡県草薙運動場の「このはなドーム」
ザハさんどーですか?