GFD4
(地下水流向・流速測定)
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最新式の測定器を利用し、地下水の流れの方向や速度を測定します。
地盤調査の専門業者ジオ・フロントが行っている「GFD4(地下水流向・流速測定)」についてご説明します。GFD4は、温度センサーと発熱体を組み合わせにより、地下水の流れの方向や速度を測定します。測定はφ50mmの単一ボーリング孔で行うことができます。測定流速は、0.01~1cm /分、上下流を抑止するゴムパッカー機能内蔵、最大適用深度100mまでの任意深度での測定可能、また、30日以上の無人連続観測が可能です。
GFD 4について
主な調査対象
- 土壌汚染、地下水汚染調査研究
- 土木工事における地下水流動調査
- 地滑り地の地下水流動調査
- 河川堤防伏流水調査・研究
関連する主なルール
- 公共工事の品質確保の促進などに関する法律
- 宅地造成規制法
- 水質汚濁防止法
- 各自治体条例
GFD4の方法
GFD4は、土壌汚染・地下水汚染・地下水流動・湧水箇所の特定・河川敷における伏流水などの調査に有効な測定手段です。GFD-4は、棒状の小型ヒーターとその周囲に配置した16個の高分解能温度センサーにより、地下水流向流速度を測定する装置を使用します。測定データは制御ソフトにより、視覚的に水位・水温・流向・流速を把握することができます。
調査の手順
GFD4は、内径50~60mmの小口径ボーリング孔に適応しているため、経済的に試験を行うことができます。100mまでの任意の深度を測定することが可能です。測定機器は棒状の小型ヒーターとそれを囲む16個の高分解能温度センサーで構成され、ヒーターに一定電力(低電流/低電圧)を通電しながら時間ごとの変化を測定。調査・制御・測定は地上のパソコンによって行い、専用データロガーを用いることで長期間の無人測定にも対応しています。
試験結果の記録と判定方法
計測データは、地上の制御パソコンにて確認可能です。計測データは視覚的にわかりやすいグラフで表示され、地下水の水位・水温・流向・流速をリアルタイムで把握できます。また、計測データはファイルとして保存することができ、後から観測データの変化状況を確認することも可能。データをエクセルなどに貼り付けて分析することもできます。条件設定など一覧で確認できるため、現場での設定ミスが起こる心配もありません。